日本一決定戦本戦 7位構築
日本一決定戦本戦 使用構築記事(素早さ天候フィールドコントロール)
記事の閲覧ありがとうございます。
ギングと申します。Twitter(@ging_6031)
昔はオオタチを入れたパーティをJCS2018で使用し、本戦も行ったことがある者です。
拙い文章ですがご了承下さい。
【構築経緯】
オオタチが剣盾で使用不可であることにより、剣盾で何をしようか考えていたんですが、今までオオタチを使って バトルしてきた腕で現状自分がどれくらい勝てるのか気になり、通常のガチパを使用してみました。
今回は晴れ軸と、じならしでSを操作したパーティを使用しました。
本戦では7位、剣盾シーズン8ダブルのランクバトルでは2ROMで最終レート1950以上(2桁順位)にした構築です。
【個別解説】
※努力値は左からH-A-B-C-D-Sの順で表記しています。
コータス@もくたん
性格:れいせい
特性:ひでり
努力値:252-0-4-252-0-0(HC252振り)
個体:HBCDV、S最遅
技:ふんか ねっぷう ボディプレス まもる
天候ポケモン①。晴れ始動役。基本的にリザードンと合わせて出す他、裏から後出しし、リザードンのサンパワー始動に使用していきます。もくたんの持ち物はエルフーン+ダイマエースバーンをふんかで牽制して削る為に持たせています。本戦はダイマエースバーンがあまり当たらなかったので使用が少なく、本戦では耐久振りのが良かったとも思いました。
リザードン@ヨロギのみ
性格:おくびょう
特性:サンパワー
努力値:108-0-0-148-0-252(H調整CSベース)
個体:HBCDSV、キョダイマックス個体
技:ねっぷう ぼうふう ねっさのだいち まもる
H-B:ダイマテラキオンいわなだれベースのようきA252ダイロック耐え、エースザーンのギガインパクトベースの ようきA252珠ダイアタック耐え等
エースポケモン①。役割として晴れ下でガンガン攻めることは勿論ですが、キョダイゴクエンを適切なタイミングで放つことも重要となってきます。
日本一決定戦予選などではいのちのたまで使用していましたが、下記理由によりヨロギに変えました。
・相手がバンギラス変え等で晴れがなくなり火力がなくなって倒しきれなくなる
・リザードンより高速の岩技持ちの増加
・相手のダイマックスポケモンの隣にいるポケモンがダイジェットで素早さが上がった後にリザードン攻撃前に岩技を耐えたい場面が多くなった 等
本戦ではリザードン対策も増えていた為、ダイマしないことも多かったですが、きっちり仕事してくれたのは良かったです。本戦近くではエースバーンと入れ替えも考えたんですが、ゴリランダーやアーマーガアへの対処やゴクエンを捨てがたいのと、後述にあるドリュウズを使いたかった為、本戦でも採用しました。
ゴリランダー@きせきのタネ
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー
努力値:4-252-0-0-0-252(AS252振り準速)
個体:HABDSV、通常ダイマ個体
技:ウッドハンマー ねこだまし グラスライダー はたきおとす
ミラーも多く発生が想定された場合にねこだましを先に打ちたいこと、バンギラスにはSで負けたくなく、終盤倒しきる火力もほしかったのでAS全振りとなりました。
主に序盤の展開防止やターン稼ぎ用のねこだましを使用したり、終盤のお掃除をする役割です。
ダイマックスに関してですが、余程相手が刺さっていたらダイマックスすることもありますが、ランクバトル通じて1回しかダイマックスさせていないのでほぼこのポケモンでダイマックスすることはありません。
因みにグラスフィールドを再度貼り直しがきくことから通常ダイマックス型にしました。
このポケモンはトゲキッス、ガオガエン、ヌメルゴン、アーマーガア辺りが特にきつく、バコウのみを持たせ、おたけび(A-1、C-1)で補助すること等を直前まで迷いましたが結局入れず仕舞で詰め切れなかった感があります。
本戦では対策している方が多く、選出は控えめでした。
バンギラス@きあいのタスキ
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
努力値:0-252-0-0-4-252(AS252振り準速)
個体:HABDSV
技:いわなだれ かみくだく ばかぢから まもる
天候ポケモン②。ドリュウズがいますが、このパーティは砂パとして運用するわけでないので後発以外で同時に出すことはないです。このポケモンの役割はフシギバナのようりょくそ消しとキョダイゴクエンと合わせた砂ダメによるダメージ蓄積。あと対ほのお、ゴーストとバンギラスです。相手が晴れパの時は出すことが多いです。
初めはじゃくてんほけん型で採用していましたがダイマさせることがほぼない為、ゴリランダーのグラススライダーで倒されることが多く、Sを速くしてタスキを持たせて行動しやすくさせる方がよいと考え、タスキ型にしました。本戦もほぼ全試合で出場。
ドリュウズ@こだわりスカーフ
性格:ようき
特性:かたやぶり
努力値:4-252-0-0-0-252(AS252振り最速)
個体:HABDSV
技:じならし 10まんばりき アイアンヘッド つのドリル
対ドラパルトを始めとした素早さが速いポケモン対策用。このパーティはドラパルト+テラキオンorコバルオンが出されやすいのでこれらが見えたら必ず初手に出します。基本的にリザードンorトゲキッスと出し、じならし+ダイジェットでSの有利をとっていきます。じならしをある程度撃ったら引き終盤上から叩くのもありです。
またラッキーやその他積みポケモン用につのドリルを入れてめんどうなポケモンが来た場合でもけん制できるようになっています。運ゲに近いですが、本戦でもドリュウズの攻撃が薄いと感じて試行回数を稼げると思い、1回使用しました(当ててくれました)。
本戦MVP。ドラパルト+テラキオンは必ず流行ると思っていたので、スカーフかたやぶりドリュウズが見事活躍してくれてよかったです。出した試合必ず仕事してくれました。 それにしてもかたやぶりじならしでドラパルトの素早さが下がるのは偉すぎますね。じならしにより飛行タイプのポケモン以外のタスキを崩せるのも評価が高いです。
トゲキッス@いのちのたま
性格:おくびょう
特性:きょううん
努力値:4-0-0-252-0-252(CS252振り最速)
個体:HBCDSV
技:まもる エアスラッシュ マジカルシャイン かえんほうしゃ
エース②。ランクバトルではこの枠はトリトドンを使っていましたが、ランクバトル終盤に本戦出場者の本戦構築であろう構築に何度か当たり、本戦で刺さると感じ、直前に採用しました。終盤のランクバトルでも型違いのトゲキッスを使い、相手の選出具合を見てこの型がよいと判断し採用しました。
主にドリュウズ+トゲキッスで出し、S操作をし、ダイジェットやダイフェアリーを使用していきます。本戦で何回か当たったドラパルト+テラキオンはこの組み合わせで全てボコボコに しました。かえんほしゃ採用はアーマーガア、ナットレイ意識とダイバーンによるリザードンサンパワー発動狙いです。
【パーティの動かし方】
このパーティの動かし方は単純に2パターンです。相手パーティに応じて選択しましょう。
①先発リザードン+コータス+ゴリランダー+バンギラス
基本選出。イエッサン入でエースバーンをダイマさせてくると予想されるパーティには大体この組み合わせで出すことが多いです。予選はこの組み合わせを多く使用し勝ち上がりました。天候変えとフィールド変えを切り替えながらリザードンのキョダイゴクエンの定数ダメージを駆使しながら展開していきます。
②先発ドリュウズ+リザードンorトゲキッス
じならしで素早さ操作しながら展開していく動き。主に素早さが速いパーティ(主にドラパルト入)に使用します。他にもタスキ入りを初手に出してくるパーティ(モロバレル等)やトゲキッス、セキタンザン入り等にも使用します。本戦はこの動きを多く採用しました。基本的に素早さの有利を取り、上から火力を押し付けていく立ち回りになります。
【パーティの総評】
パーティシナジーがよく中々よく仕上がったパーティと感じています。ランクバトルでの勝率もよく、本戦も7位という結果を残すことができました。強い人達が多かった本戦で結果残せたのは非常に感無量です。
【最後に】
BW以来にオオタチ抜きのパーティを使って楽しかったです。
オオタチが本編に実装したら昔同様にオオタチを使ったダブルをやっていきたいと思っています。やはり好きなポケモンを研究しつくし、強者に勝つのは楽しいですしね。
来年もまだ実装されていなければ今年同様に通常のガチパを組みます。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!